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11月29日 20時05分

２９日午後、韓国のソウル近郊にあるキンポ（金浦）空港の国際線ターミナルで火が出て、けが人などはいませんでしたが、ダイヤに乱れが出ています。

韓国のソウル近郊にあるキンポ空港で２９日午後４時２０分ごろ、国際線ターミナルの改装中の区画から火が出ました。消防車２６台が出て、火はおよそ３０分後に消し止められ、けが人などはいませんでしたが、ターミナルに煙が立ちこめてチェックインなどの業務ができなくなり、多くの日本人を含む旅行客や空港職員は建物の外に一時、避難しました。

韓国空港公社によりますと、この影響でターミナルがおよそ２時間にわたって使えなくなり、関西空港行きの１便に遅れが出ているほか、今後、羽田や中国の上海行きなど、少なくとも６便に遅れが出る見通しです。

消防によりますと、溶接作業の火花が何かに燃え移ったと見られ、警察とともに作業員から話を聞くなどして詳しい原因について調べているということです。

キンポ空港は韓国国内だけでなく、中国や台湾、日本の東京や大阪と首都ソウルを結ぶ空の玄関口で、日本人の利用者も多い空港です。